2012年08月24日
放射線検知器を導入しました
震災後、堆肥の放射能汚染がクローズアップされ、ニュースや新聞等で度々報道されております。
弊社では、沖縄県内の選定木と、金武町内の牛糞・豚ぷんを使用しており、県外からの材質が混ざることはほぼありません。
しかし堆肥を購入いただいた方々や、各方面からご意見やお問い合わせいただくことがあったため、皆様へ「安心・安全」を確実にお知らせするために、このたび『業務用放射線検知器ハンディタイプ』を導入することとなりました。
※商品詳細はこちら↓
http://www.saigai-kiki.com/radiological-equipment/radiationdetector/item-534.html
このように簡単に計測していますが、ナノ(十億分の1)単位で測定できる高精度放射線検知器です。
搬入の際や出荷の際には、検知器でチェックし、安全を確認してから販売いたします。
また、堆肥の水分調整資材に使用する「オガ粉」の購入先である、沖縄クリーン工業さんでは建設廃材の混入を防ぐため、今まで目視等で行なっていたCCAの検査を、「Wood sacn」という赤外線光センサーにて瞬時に判別出来る装置にて行うこととなりました。
※製品詳細 ↓
http://www.hywood.co.jp/woodscanhywood/index.html
CCAとは、クロム銅ヒ素系木材保存剤のことで、重金属を含んでいます。
このような資材が入ってしまうと、堆肥から植物へ有害物質が入り込んでしまい、最終的には我々の口に入ってしまう恐れがあります。
沖縄クリーン工業さんでは、剪定枝・伐採木のみを限定して搬入していますが、これからのことを考えて導入を検討したとのことです。
弊社ではこれからも、皆様に「安心・安全」な堆肥を作り提供していきたいと考えております。
今後とも、よろしくお願いいたします。
posted by 金武有機堆肥センター at 16:55| 企業ニュース